長い間連れ添ってきた夫は定年を間近に脳卒中で倒れ、そのまま亡き人となってしまいました。
退職金といくらかの保険が出ましたので、そのまま銀行に預けていたのですが、低金利すぎてほとんど利息はなく、さらに通常の半分しか遺族年金の支給がありませんでしたので、年金だけに頼る生活に不安を感じながら過ごしていました。
友人が紹介してくれた方にマンション経営のことを聞く機会があり、それを機に一念発起して資産の運用を決意しました。
そこで大阪で1件、神戸で2件マンションを購入し、今では毎月の家賃収入約20万円がプラスアルファとして生活資金に充てることができています。
時折遊びにきてくれる、幼稚園に通う2人の孫にお小遣いを渡せることに、無上の幸せを感じています。
ある程度の収入は老後必ず必要であるにもかかわらず、少子化はますます進む状況下を考えると、共済年金すら当てにできません。
民間の生命保険もいくつか加入してはいますが、最悪のケースを考えると、これまでに積み立ててきた保険資産がゼロになってもおかしくないでしょう。
社会的な保障に頼ることなく、夫婦の老後の生活資金は、ほとんど全て自分で確保するくらいに思って丁度よいと思っています。
不安を覚えるなかで、いろいろと調べたところワンルームマンションが現物資産として最も堅実であることが判りました。
今では大阪市内で駅から歩いて6分の物件を所有し、自分の考えに間違いなかったと確信しています。
上の息子は大学3回生ですが、これから下の子供たちが1年おきに大学に進学するので、教育費が一気に増えるのが悩みの種でした。
夫は自営業で、やはり良いときばかりではなく、この状態で自分自身に万が一のことがあっては、と考え、生命保険代わりに、また節税にもなると聞き、大阪・京都と神戸に3件ワンルームマンションを購入しました。
自営業者の夫と違って私は必要経費が認められないので、年間90万円近くの生命保険に加入していましたが、その見直しができた上に生命保険料控除以上の節税が実現できたので、思いがけず喜んでいます。
独身で、しかも現場現場をとびまわっているので遊ぶ時間もなく、そのお陰でお金をあまり使わずにこられましたが、今は銀行に預けていても金利はほとんどゼロに近いし、折角のまとまった資金を運用したいと考えました。外貨預金も奨められたことがあるのですが、為替差損というリスクがあり、株の売買も考えてはみましたが、知人の取引話を聞くと、あまり安定していない感じに思えたのと、商売っけのない自分には売買とかは向いていないな、と思い、手堅そうなマンション経営をしてみようと考えました。
そこで初めて探してみたのですが、都心部で駅から徒歩2分であるにもかかわらず、公園が面前でなのに素晴らしい物件が見つかり、すぐに購入を決めました。1銀行に1,700万円預金していても利息は2,000円くらいなのに、マンションなら同じ1,700万円で年間の実質家賃が85万円あります。この低金利な時代に実質利回り5%確保できているので嬉しい限り。現在はもう1件購入、月々の手取り家賃は14万円で、年間の家賃収入を定期預金にまわしながら、次のマンション購入実現に向けて夢を馳せています。
自分自身が人の死を間近に見る職なものですから、様々なケースを通じて、人はいつ死亡しても、また重度の障害者になっても不思議はない、と当たり前のことながら、子供の成長と共に不安も覚え始めました。資産運用に関していろいろとアイデアを練っておりましたが、同じ職場で働く後輩がマンション経営をしていることを知り、それを契機に生命保険代わりにマンションを子供の数だけ所有することを考えました。
現在、私が所有する物件は、大阪・神戸・京都に一戸ずつです。物件を選ぶ際に、駅から徒歩5分以内で、しかも家賃の保証がされているものだけを選びました。従いまして、私が万が一の倒れたときは、子供にそれぞれ一戸ずつワンルームマンションが残り、それぞれ月額6万円程度の家賃が毎月入ってくるようにしています。月に6万円というのは少額ですが、できるだけ間違いのない収入源があれば、子供達はなんとかやっていけるだろう、と思案の末の結果です。さらに、これはおまけ的なことでしたが、今までの月々6万円の生命保険の支払いが減額できたことは、当初知らなかったことだけにうれしいところでした。