確かに、全体的には日本の人口は減っています。
しかし地方との格差が拡がるばかりで、実は都市部の人口は変わっていないのです。
こちらの大阪市の人口推移データをご覧ください。
こちらのグラフをご覧頂くと、ファミリー世帯は年々減少傾向が続いており、1世帯あたりの平均人数も減ってきています。
これでは、ファミリータイプマンションの需要は減り、その家賃相場が下がることは容易に想像できます。
しかし、単身世帯は減ることはなく増え続けることが予想されています。皆様の周りでも単身の方が増えてきているような傾向は見られませんでしょうか?
長引く不況の影響で不動産価格の下落傾向は変わっていません。そして価格が下がっているのだから家賃も下がって当然と思われるかもしれませんが、家賃は非常に安定しています。
このグラフから、家賃収入が好不況やインフレに強いということは揺るぎのない事実と言えるでしょう。ただ、郊外のファミリータイプマンションでは家賃相場が下がっているのに借り手がいないというの現状ですので、ご注意ください。